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「不要な人などいないのです」 [沁みた~ひとこと~]

いまから2年以上前のことだが、
多様化を受け入れる一つの考え方を学んだ。

ある上司が、(彼にとって)偏った考え方しか
しない部下には、考えを考えてもらいたいのだと
言うと、講師が言った。

「他人は、変わらないのです。
 そして、不要な社員など一人もいないのです。」

不要な社員など、一人もいないのだ。
ひとりひとりの力を最大限に発揮することを考えることが
大切ということだ。

昨年、この講師が若くして亡くなった。
難病だったという。

今日、新藤兼人監督が100歳の老衰で亡くなったニュースを見た。
「生きている限り、生き抜きたい」
という言葉を聞いて、女性講師を思い出した。

自分自身の生き方や、考え方を大切にすること
そして、それと同じくらい他人の生き方も考え方も大切にする姿勢

成熟した社会だからこそ、大切なことなのかもしれない。
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コメント 4

青の風画

そうですね。不要な人などはいない。
その通りだと思います。
by 青の風画 (2012-05-31 00:08) 

qooo

おっしゃる通り、で、不要な人なんていないんですよね。
でも、上司の方のような考えをお持ちの企業人も、
世の中には、たくさんいらっしゃいますね。
社会というのは、全てバランスなのかなあ。
とても考えさせられる言葉です。
by qooo (2012-06-02 09:09) 

COLE

まさしくそのとおりだと思うのです
昔読んだ本に面白いことが書いてありました
10人の人がいて、どうしても気に入らない2人を切り捨てる
残り8人
そのうちにまた気に入らない人が出てきて2人切り捨てる
残り6人
最後は自分ひとり
人と人のつながりはこんなものだと思うのです

by COLE (2012-06-02 18:58) 

rico

青の風画さん ありがとうございます。

qoooさん 「多様性(ダイバーシティ)」って言う言葉も
      気になりますよね。

COLEさん ありがとうございます。
     人とのつながり。大切にしたいですね。


by rico (2012-06-03 15:08) 

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