ねらわれる　コロッケ：あしたのお天気：SSブログ

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ねらわれる　コロッケ　[娘のアングル] [編集]

大変久しぶりにコロッケを食卓に並べた

大きめだったから　2つを半分に切った
だから、4切れになったというわけだ

「コロッケやばいよ！（おいしいの意味）」
と娘が言ったとたん、
私と息子は嫌な予感がするのだ

「私が2切れね！」

ああ、、、やっぱり。

息子は、食べるのが遅い。
娘は、好きなものから平らげる。

で、コロッケが一切れ残っているのだ

「お兄ちゃん、コロッケいらないんだね。
私食べていいんだね！」

ごはんに手も付けず、
娘が言うのだ

「とってあるんだよ！」

息子は、小さいころから
好きなものは最後までとっておくのだ。
このために、どれだけの楽しみを
妹にうばわれたことか・・・

「ふーんだ。私もうごちそうさま。
ばいばい　コロッケ」

コロッケが入るお腹があるなら、
ごはん食べなさい！などと言っては
見るものの、もう耳には届かないのだった

・・・次からは、ひとりひとつずつ食卓に
並べよう。