ポーター氏が熱く語る 「CSV」

BOSTONからのライブ中継ではあったが
マイケル・ポーター氏の講演を聞いた。

企業活動の生み出す利益を、社会問題を解決する利益そのものとなる
ような活動が、真の資本主義だと熱い口調で語った。

「資本主義」の到達するひとつの答えとして、
興味深い内容だった。

でも、目の前の現実。
企業活動を、真の資本主義に向かって
私心を捨てて立ち向かう人がどのくらいいるだろうか。
とも思う。

社会の在り方としては、民主主義と資本主義がよりよいあり方と思う。
でも、長年の社会人生活の中で、プライベートな生活の中で、
困難に思うことは多い。たとえば、私心に満ちた不正、自分本意な
凶悪犯罪。

そのような中で、資本主義の在り方を、より良くしようと思えば、
ポーター氏の理論はひとつの答えだと思う。

経常収支を眺めつつも、しばしば「CSV」の理論について
考えてみても良いのではないかと思う。

それにしても、超有名な経済学者なわけだから、ご高齢な方だろう、、、
と思っていたら、若くて驚いた。
64歳という実際の年齢ももちろんだが、熱く語る姿は40代と言っても
通用するほどだった。

熱意と希望を持った生き方は、人を生き生きとさせるのかもしれないと
思った。

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