「小さい者は小さいなりに」

「小さい者は小さいなりに己を高めようとする志が大切」

年を重ねるたびに、自分の器の小ささを思い知る
出来事が応える。

そのうち、どうせ器が小さい人間なんだから所詮無理。
と投げやりになってしまったり。

だから、「小さい者は小さいなりに・・」の一言に
はっとする。
自分が出来る範囲のこと。出来る程度のことで良いのだ。

自分なりに志を持ち、そこを目指す姿勢こそ大切ってことだ。
それなら、今までもやってきた。
これからも出来そうだ。
大丈夫、大丈夫。

東レ社長だった佐々木常夫さんの
「これからのリーダーに贈る17の言葉」の言葉。

ご自身の経験から書かれた本で、一晩で読めた。
この読みやすさだって、忙しいビジネスマンにこそ、
読んでほしいと伝わる気配りじゃないかな。

あしたは月曜日。
「小さいなりに」がんばろうっと。

タグ：佐々木常夫 17の言葉

「不要な人などいないのです」

いまから2年以上前のことだが、
多様化を受け入れる一つの考え方を学んだ。

ある上司が、(彼にとって）偏った考え方しか
しない部下には、考えを考えてもらいたいのだと
言うと、講師が言った。

「他人は、変わらないのです。
　そして、不要な社員など一人もいないのです。」

不要な社員など、一人もいないのだ。
ひとりひとりの力を最大限に発揮することを考えることが
大切ということだ。

昨年、この講師が若くして亡くなった。
難病だったという。

今日、新藤兼人監督が100歳の老衰で亡くなったニュースを見た。
「生きている限り、生き抜きたい」
という言葉を聞いて、女性講師を思い出した。

自分自身の生き方や、考え方を大切にすること
そして、それと同じくらい他人の生き方も考え方も大切にする姿勢

成熟した社会だからこそ、大切なことなのかもしれない。

タグ：成熟した社会 新藤兼人 多様性

自分が頑張れば

「自分が頑張れば
自分を好きでいてくれる人が喜ぶ

自分がへこんだり、あきらめたりすれば
自分をよく思わない人が喜ぶ」

日本一の町工場を目指す、
有限会社中里スプリング製作所　中里社長の講演より

何年か前に聞いた講演での一言だが、
今も心にしっかり残っている。

躓いたとき、やってられない、、と思う時
思い出すと、また、立ち上がれるひとことだ。

そういえば、中里スプリング製作所は、
今も元気な会社か気になったが

http://www.nasspack.co.jp/
すこぶる元気そうだった。

なんだか、また　元気をもらった気がする。

タグ：中里スプリング製作所